今月の特集はチームPA!
今回の特集はチームPA(PA展)について、ちまたではPA(パ~)とも言われてアホなチーム?と囁かれて噂になっているが、今回は編集長自らその真相に迫りたいと思う。
と、言ってもチームPAのトップにどっしり座っているのが、他でもない編集長であるRON、私だ!(笑)
2008年4月には那覇市民ギャラリーにて、第一回Photo is art. Art is heart.展(以下、PA展)を開催した。ポスターやパンフレット、フライヤー作成など、企画・運営まで自ら行って、多くの企業の賛同やたくさんの方の協力もあった。
県内外からも多くのご来場があり、お客様の中には作品をみてその場で書にした方もいて展示期間中にはその書の作品も展示、初回にして写真と書のコラボが実現した。
実は言うと第一回から玉城尚人さんはPA展に参加していたのだ。私とは芸術家仲間であったのでPA展を見に着た時に、またしても私の急無茶ぶりに会場でカッティングアートの実演をしたのだ。いや、させられたが正しいか・・・(笑)それをみたOh!Day(おーでー)さんはかなり心を揺さぶられたと言う。そんな急な企画も好評で一番の人気者だった。また、別な企画では会場にご来場頂いた皆様に、写真ひとつひとつ手にとって作品に触れて頂き、気に入れば差し上げることも行い、「猫がほしい~!」「この写真綺麗だね。」と話す家族連れもいて、皆様と話せる機会も多く、たくさんの写真を持ち帰る光景があった。写真がどんどん無くなっていくことは、作品が広まっていくことであって嬉しいものだが、展示会期間中に何度写真の印刷に走ったことか・・・。(笑)
第一回のPA展から一年半が過ぎ、第二回PA展を2009年9月29日(火)~10月4日(日)まで沖縄県立博物館・美術館内、県民ギャラリーにて開催することになった!
第二回にして早くも三人の豪華アーティストがスペシャルゲストとして登録!そのアーティストは、写真家:関根啓介さん、カッティングアーティスト:玉城尚人さん、画家:柳美紗貴さんの三人。
写真家:関根啓介さんに至っては唯一の県外からの参加で、沖縄・PAにはない、新たな風を吹き込ませてくれる予感?!
実はこれまた私つながり。以前、私のメル友が沖縄旅行に来た時、友人としてきていて出会ったのが約10年前?あれから連絡もしていなく、お互いにアーティストとして現在も活動していることは知らず、再び友人の紹介で、10年ぶりの再会と初のコラボ展が実現するのだ。広い日本中で再び出会うとはこれも運命を感じた。(笑)
カッティングアーティスト:玉城尚人さんも私のアーティスト仲間の一人で、今回はOh!Day(おーでー)さんの熱いラブコールで参加決定?!(笑)
画家:柳美紗貴さんは、私と玉城達矢さんが柳さんの展示会に偶然行ったのがはじまり。展示会では本人には会えなかったが作品に見せられて、「自分の芸術家生命を脅かす若き芸術家が現れたな」というのが本音だった。(苦笑)昔はちまたで、沖縄のラッセンとちやほやされたものだが、そんなRONの心を揺さぶる作品を描くのだ。
ブログを通して再び出会いコラボが実現することに。
このようにいろいろな出会いを通して集まった、スペシャルゲスト三人の作品にこうご期待!
写真家:関根啓介さん
“日本の和”をテーマに和の風景、自然や動物などを撮って全国を旅している。
今回のPA展では、なかなか沖縄では感じきれない“全国の和”をお届けします。日本人なら誰もが持っているであろう和の心。作品を通してその心を思い出させ、どこか懐かしさと心地よさを感じさせてくれるでしょう。
カッティングアーティスト:玉城尚人さん
はさみだけを使いこなし、幾何学模様にも似たような繊細な作品を作り出すカッティングアート。
今回のPA展では、今までの作風とは変わって心機一転!昆虫などを作り出すカッティングアートに挑戦し、沖縄の暑い夏にふさわしく、昆虫採集を思いさせると同時に、子どもから大人まで楽しめます。
画家:柳美紗貴さん
沖縄の海を中心にライフスタイルを送りながら、油絵で“海や自然”をテーマに作品を描く。
今回のPA展では、沖縄の海の作品を展示し、沖縄の海の世界を伝えます。また、自然の雄大さ、尊さを多くの人に伝えて、そして自然保護の大切さへとつながればと語る。
画家:新里龍太さん
風景とイルカをモチーフにした作品が多い。
今回のPA展では、イルカを封印し、故郷の久米島をモチーフにした新作を揃えて展示。久米島の風景・自然を切り取った作品からは、故郷の温もりや心地よさ、何処か懐かしさを感じさせ、自然の偉大さ・大切さを感じさせる。
写真家:Oh!Day(おーでー)さん
沖縄の風景や動植物の被写体が多いが、猫カメラマンとしても板についてきた。
今回のPA展は猫の作品を集めてみた。実は沖縄のある場所で猫の虐待が多く、以前撮影した猫達も被害にあっていると言う。そんな猫達の管理をしている方の協力を得て、被害にあった猫達を調べ出し、生前見せていた愛くるしい姿を届け、追悼の意と動物保護へのメッセージを投げかけます。
写真家:玉城達矢さん
沖縄をテーマに写真を撮り続けて最近カメラマンとしても腕を上げてきた。
今回のPA展では、「夏の思い出」をテーマにどこか懐かしい沖縄の風景を届けると共に、普段は忘れかけている沖縄の自然のパワーを思い出させてくれるでしょう。夏の思い出を切り取った作品からは、自然保護や環境問題へのメッセージを伝えます。
このように第2回PA展には、様々なメッセージを持ったアーティストが集まり、そのPA展の意とするものは大きい。これからもメンバーを増やしてPAの輪を広げて、自然や動植物の保護、環境問題や健常者・障害者や男女・人種など、様々な差別や偏見がなく、誰もが芸術に触れる空間を目指し、ARTを通して、世界への平和的メッセージを伝えます。
作品から私達のメッセージを感じ取って頂けたらと思います。またいろいろな出会いを通して、皆さんと交流が出来、芸術活動の励みなればと思います。私達は心に響くARTをお届けします。皆さんと会場でお会い出来ることをメンバー一同、心よりお待ちしています。
PA展に集まるみんなはRONの仲間であり、沖縄の言葉で言う「いちゃりばちょーでー」(一度会えば皆兄弟)であるのだ!