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小川の底から名水が湧き出る、竹崎水源

RIMG0011.JPG秋の一日、まだまだ暖かい日が続き、天気さえ良ければお出かけには最高のシーズン。
今日も今日とて出かけてまいりました、毎度おなじみ「阿蘇・くまもと空港」。
それでは本日の目的地、「竹崎水源」に出発~。
向かうのは南阿蘇村。空港出口信号を左折し、少し先の信号をまた左折、県道28号線を西原村方向東へ、東へ。
東海大学宇宙情報センターのパラボラアンテナ、ふるさと市場(青果・魚肉市場)を横目に見ながらひたすら山手に。
西原村のメインストリート ファミリーレストランや商店が並ぶ通りを快調に進み、西原村役場そば。

ちょっと寄り道!

0000000445.jpg鶏(肉)好きで、臭いも平気と言う人なら、ちょっと寄道。交差点(セブンイレブンが左側にあります)を右折して数百m。車の窓を開けていると、そのにおいでお店はすぐ分かるはず、若鶏の丸焼きコッコロチキン。
回転するオーブンでローストされた丸鳥が食べられ、電話で予約も可能。出来上がりまで少々時間がかかるので、帰る時間に合わせて、注文してから先へ行くのがいいですね。
味は言う事なしで、ニンニク嫌いでない方はぜひどうぞ


RIMG0020.JPGさて、本道に戻り更に東へ、グリーンロードの案内標識が見え、風力発電風車とX字の斜張橋が小さく見え出すと、車は大きくS字にカーブを切り、俵山交流館“萌の里”到着。
ここは地域の物産とお花畑の融合した施設。西側に広がるコスモス園は、まだまだ盛りで、咲き誇り、家族連れもカップルも、皆カメラマンと被写体に早変り!
園内は未舗装で、傾斜もありますが、車椅子でも散策可能。
物産館の入り口は自動ドアですが、お食事処のドアと本館のトイレは残念ながら手動でした。
駐車場のトイレはボタン式の自動ドアで、またハーティ駐車場も良く整備されていて設備も万全。
時間と興味があれば北側の“揺ケ池神社”(通称 お池さん ここも水源です)に寄ってみるのも一興?
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さて、先を急ぎます。さきほどの斜張橋を渡り、若干上りにかかると、まもなく俵山トンネル(2057m)と南阿蘇トンネル(757m)に入ります。以前は峠越えの難所でしたが、今は手軽にスイスイ♪
なお、俵山に登りたい!南阿蘇の眺望が楽しみたい!という人なら、少し手前から右に入る道があるので、行きか帰りを旧道経由にしてみるのも楽しいかも?!
トンネルを抜けるともう南阿蘇村(旧久木野村) の只中へ。


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毎年秋にウエスタンバンドカーニバルの開かれるアスペクタの標識をチラ見しながら行くと、さすがは“蕎麦”が名産の久木野町。次々に蕎麦の花が車窓に広がり、赤い曼珠沙華(ひがんばな)との対比を「綺麗だな~」と思いつつアスペクタそばから数キロで、左手に見落としそうな標識1つ。
ここで曲がり損ねると、気がついたら高森町まで来ていた!?・・なんてことはないでしょうが、それはそれで面白い?
車高が低く、幅が広い車なら尻込みしそうな田んぼの中の道を、県道から左折して進む橋のたもと、目的地“竹崎水源”にようこそ。

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竹崎水源到着!

RIMG0078.JPG車1台がやっと置ける路肩に車を止め、ここからは車両進入禁止なので徒歩で。
橋を渡ると直ぐに竹崎水源の立て札があり、左下へと石の段を降りると、石組みの奥から流れ出す清水。
足場が悪いので、滑らないように覗くと、樹木が覆いかぶさり、ほの暗い中に緑色の水草と水源の源。
その水を口に含みつつ、石段を引き返しさらに先へ。

名前の由来とも思える竹林を進むと右手に祠があり、その先からまた折り返して川に降りる石の段が・・。

RIMG0101.JPG目を凝らすと、椿の木の根元付近から湧き立つ水。
数箇所の水底から、吹き上がる様に黒い砂が鮮烈な水とともに湧き出し、流れ出ては流れ行き、滔々と先を競いながら過ぎ行く流れ。
毎秒湧水量2トンと言うその様は圧巻の一言。
地元の人の話では、これだけ近い水源だけれども味が違い、北側の水の方が美味しい!
曰く“美人 長寿の水”だそう。
両方の水源とも水量は豊富で(湧水量毎秒2トンだとか)それぞれに美味しい水でしたが、足場は悪いので、味わうときはご注意を。
また、純粋に川として存在しているため、取水する場合は柄杓のような道具があると便利で、足を取られないためにも有効でーす。
水源からの流れは直ぐ下流で両併川と合流し、阿蘇の大地を潤しており、“くまもとの名水100選”“平成の名水百選”に選ばれるのも、しごく当然!


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帰りの楽しみ!

車を方向転換させて戻り道の県道沿いに案内板。誘われるままに左折してゆるい坂をのぼる先に、直ぐ“そば道場”の丸い建物と、道を挟んだ西側に駐車場が・・。
その名の通り、希望者にはそば打ちを体験できる施設で、手取り足取り粉からこねて切って盛り付け、食すまでを体験することができる、麺好きには堪えられない場所。
作りきるまでお腹が空きすぎて目を回さないよう、早めに行くのがお勧めですが、ちゃんと出来合いも食べられるので、心配はいらない便利なシステム♪
通路は「広~い」と言う程ではありませんが、トイレも完備されていますので、安心してお立ち寄りください。
蕎麦打ち体験コースは、人数が多い時に、要予約となるそうなのでので、事前に電話で確認を!
帰る道すがら、疲れたときには南阿蘇村周辺に温泉施設がいっぱいあり、車椅子対応可能の所もあるので、時間が許せば立ち寄ってみるのも、楽しい旅の思い出。
お出かけに最適なさわやかな秋の季節、紅葉には少し早いようですが、お休みで時間が取れたら、皆さん水遊びにお出かけされませんか?


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RIMG0045.JPG萌の里本館内トイレ
RIMG0057.JPG萌の里駐車場トイレ
RIMG0126.JPGそば道場トイレ