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10月のキラキラ!

今回のキラキラ輝く方は柳美紗貴さんです。彼女はうちな~県産人で沖縄の海を描く小さな絵描きであり、沖縄の海を中心としたライフスタイルを送る、沖縄でホットな若きアーティストです。誰もが憧れるようなライフスタイルを持ち、活動する彼女の魅力をお届けします。

━━━アーティストとして活動しながらもサーフィンやダイビングも経験があるみたいですが、現在も海に行くことはあるのですか?
  暇があれば家族や友達と海で遊んでいます。
  天気や気象次第ですが、多い時はだいたい月に6~8
  回は行きます。
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━━━サーフィンしていると自分のポイントとかあると思います。よく行くポイントを教えてもらえますか?

  • だいたい読谷村のポイントに行きます。波の無い日は、素潜りを楽しんでいます。

━━━サーフィンやダイビングの経験年数はどれくらいですか?

  • サーフィンは小学5年から始めているので約10年くらいになります。サーフィンを始めた頃は、大きい波にのまれてばかりでいつも泣いていました。(笑)
  • 今では逆に大きい波が来ると喜んで乗っています。幼い頃から生活の中心にはいつも海があって、海にいくと自分の悩みや考えていることがすごくちっぽけに思えます。

━━━幼い頃から生活の中心にはいつも海がある生活ってすごい憧れます。波に乗っている時にはどのようなことを考えているんですか?

  • IMG_9613.JPG波に乗っている時は、正直何も考えていません。(笑)自然が相手の時は何も飾らず素の自分でいられますね。
  • 波待ちの時は水平線をただボケーと眺めています。自然に同化すると言うのか・・・。

━━━私も海を眺めによく行きます。そんな時も正直言うと何も考えていませんね。(笑)沖縄以外の海にも波乗りに行きますか?

  • まだ沖縄以外の海で乗ったことは無いですが、いつかはハワイの海に入ってみたいなと夢見ています。
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━━━生まれ育った沖縄の海が中心と言うことで思い入れが強いのもあって、あの素敵な作品へとつながっているのではと思います。絵をはじめるキッカケは?

  • 幼いころから、絵を描くのが好きだったので、紙が無くても床や壁等にも自由に落書きしたり・・・。(笑)小さいながらも、絵を通して自分を表現出来る楽しさを知り、そうゆう環境で育った事が一番のキッカケだと感じています。油絵と出会ったのは、高校での卒業展示会に向けて選んだ専門授業の時。初めて見る白いキャンバスや、絵の具やオイルの匂い・・・全てが新鮮で魅力的で一瞬にして油絵の虜になってしまいました^^☆卒業展示会で、油彩画で初めて海の絵を出品。その際、沢山の方々が、自分の絵を見て感動してくれている姿を目にして、卒業後も絵を通して自分なりのメッセージを伝えていきたい!!と決心しました。

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━━━沢山の方々が作品を通して感動してくれることはアーティストにとって何よりの励みになりますよね。あなたにとってアートとは?

  • 「どこでもドア」!アーティストの数だけそれぞれの世界観があって、見る人を色んな世界で楽しませてくれるから。人種や世代を越えた人達とも、アートを通して気軽にコミュニケーションが出来るから。「どこでもドア」みたいなもの!

━━━アートを通して伝えたいことはありますか?

  • 沖縄独特の自然の色、そして普段は実際に見ることは難しい、魅力的な沖縄の海中の世界を楽しんでもらえたら光栄です。それをキッカケに自然保護の大切さが伝わり、沖縄の海の再生・保全に繋がることを願っています。

━━━確かに沖縄の自然も、昔のような美しさは失われているような気がします。では、最後にそんな沖縄の海、作品から伝えたいメッセージと今後について聞かせてください。

  • 自分が幼い頃から親しんできた海も、昔は珊瑚もお花畑のように広がり、数多くの魚たちが群れをなして泳いでいたのですが、地球温暖化の影響で水温が上がり度重なる白化現象によって珊瑚や魚の数が減ってきています。
  • 私が見てきた綺麗な沖縄の海を絵に残して、同時に自然保護の大切さや沖縄の海の魅力を多くの人に伝えて行きたいと思います。
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取材を通して!

沖縄人にとっては当たり前のようにある、海のある風景。沖縄で暮らしているとそんな当たり前の風景の偉大さや大切さなどを忘れてしまうことも多い。沖縄人だからこそ、綺麗な海を守り、伝えていくことが必要ではないかと改めて考えさせられました。
みなさんも機会があれば、柳美紗貴さんの作品に触れて、沖縄の海を感じてもらい、「美ら海」を大切にしたいものです。

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