54万石の城下町、熊本のシンボルであり、日本三名城の一つと数えられる熊本城。
中世から近代の400年に渡る日本の様々な歴史の重要な舞台となってきた熊本城に忍者が出没するという情報が入ってきた!
「何~ぃ?熊本の観光シンボルのお城に忍者だぁ・・・!」
さっそく熊本城に忍者を探しに突撃してみると、天守閣のそばで簡単に忍者を発見!
「おおっ・・・、確かに忍者がいる!それも3人(忍)も!」
しかし、何か変?観光客の前でポーズとったり、一緒に写真を撮ったりしており、観光客も怖がることもなく嬉しそうにニコニコしている。不思議に思いながらも、一番風格のある目つきの鋭い忍者(覆面のため目のまわりしか表情が判らない)に恐る恐る取材の申し入れを行ったところ、快諾していただいた。「やったー!」
忍者の正体!
忍者の正体は、熊本城を訪れる観光客に喜んでもらおうと、忍者の衣装を身に纏い観光サービスサポーターとして色々なパフォーマンスを行っているボランティアグループ「肥後の疾風」(ひごのかぜ)の皆さん。
インタビューに答えていただいたのは「肥後の疾風」の主宰、高見 忠尚(たかみ ただなお)さん52歳、職業はなんと自衛官だそうです。
━━━忍者になるきっかけは?
━━━なぜ忍者だったのですか?
━━━「肥後の疾風」について教えてください
━━━活動を通して楽しかったことは?
━━━活動中に困ったことは?
━━━今後の活動の目標は?
何といっても「宇土櫓」ですね、西南の役や太平洋戦争でも焼失することなく、今も昔のままの状態で残っている数少ないお城の一つです。中に入ると天井裏に忍者の隠れるところも見れますよ、探してみてください。
私も、いろんな忍者屋敷を見に行きましたがが、熊本城は規模が違います、忍者を見るなら、ぜひ熊本城へお越しください。
あとは、熊本城周辺が広い公園になっていて、熊本博物館・県立美術館・監物台樹木園などの施設があり、加藤神社・熊本大神宮・熊本城稲荷神社などの神社仏閣もあります。
観光にこられたら、1日をゆっくり堪能することが出来ると思います、ぜひ遊びに来てください。
とにかく多くの観光客の方々が、次々と老若男女問わず、目をキラキラさせて忍者に寄って行き、一緒に写真を撮ったり、握手したりして喜んでいました。忍者の方々も、すべての観光客の要望に快く応えていらっしゃいました。
若いお姉ちゃんとも仲良くなれて、ちょっと羨ましいかも・・・
ほんとにみんなの素敵な笑顔を見ることができて心が温まった取材でした。
熊本城は本丸御殿も完成し沖縄から遊びにこられても、見ごたえ十分の日本一のお城です、ぜひ熊本城へ忍者に会いにきてください。